Pythonでエクセルを操作して資料を作成する場合にセルの値によって、
セルの背景色を変更したいことなどがあると思います。
今回は『opnepyxl』モジュールを使用して、エクセルのセルの背景色を
変更する方法について解説したいと思います。
Pythonでエクセルを操作する基本的な使い方は次を参考にして下さい。
【openpyxl】PythonでExcelファイルを操作するPytthonでは、openpyxlライブラリを利用してExcelファイルの操作が可能です。今回はPythonでのExcelファイルの操作方法について解説します。...
背景色の設定方法
サンプルコード
# モジュールのインポート
import openpyxl
from openpyxl.styles import PatternFill
# ワークブックの作成
wb = openpyxl.Workbook()
# ワークシートのセット
ws = wb['Sheet']
# 背景色の設定
fill = PatternFill(patternType='solid', fgColor='ffff00')
# セルの背景色を変更
ws.cell(1,1).fill = fill
# ワークブックを保存
wb.save('sample.xlsx')コードの解説
【２行目】
エクセルを操作を操作する『openpyxl』をインポートしています。
import openpyxl
【３行目】
背景色を操作する『PatternFill』をインポートしています。
from openpyxl.styles import PatternFill【１０行目】
PatternFill(patternType=’solid’, fgColor=’カラーコード’)関数を使用して、
セルオブジェクトの『fill』属性に色をセットします。
fill = PatternFill(patternType='solid', fgColor='ffff00')【１２行目】
セルに背景色をセットしています。
ws.cell(1,1).fill = fillまとめ
背景色の設定は『PatternFill(patternType=’solid’, fgColor=’カラーコード’)』に
カラーコードを設定することで簡単に行うことができます。
Pythonを使用してエクセル作業の自動化を行う際に背景色を設定することで
見栄えの良い資料が作成できるようになると思います。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
